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MERCYFUL FATE 1982 Produced by Jac Hustinx |
1. A Corpse Without Soul |
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1. Evil |
MELISSA 1983 Produced by Henrik Lund |
DON'T BREAK THE OATH 1984 Produced by Henrik Lund |
1. A Dangerous Meeting |
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1. Egypt |
IN THE SHADOWS 1993 Produced by King Diamond､ Hank Shermann & Tim Kimsey |
THE BELL WITCH 1994 Produced by King Diamond､ Hank Shermann & Tim Kimsey |
1. The Bell Witch |
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1. Nightmare Be Thy Name |
TIME 1994 Produced by King Diamond & Tim Kimsey Assistant producter by Hank Shermann |
INTO THE UNKNOWN 1996 Produced by King Diamond & Tim Kimsey |
1. Lucifer |
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1. Torture (1629) |
DEAD AGAIN 1998 Produced by Sterling Winfield & Mercyful Fate |
9 1999 Produced by Kol Marshall & Mercyful Fate |
1. Last Rites |
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1. Doomed By A Living Dead |
THE BEGINNING 1987 |
RETURN OF THE VAMPIRE 1992 |
1. Burning the cross |
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MERCYFUL FATE 〜 MELISSA King Diamond(Vo) Hank Shermann(G) Michael Denner(G) Timi Grabber(B) Kim Ruzz(Dr) DON'T BREAK THE OATH King Diamond(Vo) Hank Shermann(G) Michael Denner(G) Timi G. Hansen(B) Kim Ruzz(Dr) IN THE SHADOWS King Diamond(Vo) Hank Shermann(G) Michael Denner(G) Timi Grabber(B) Snowy Shaw(Dr) THE BELL WITCH 〜 TIME King Diamond(Vo) Hank Shermann(G) Michael Denner(G) Sharlee D'Angelo(B) Snowy Shaw(Dr) INTO THE UNKNOWN King Diamond(Vo) Hank Shermann(G) Michael Denner(G) Sharlee D'Angelo(B) Bjarne T. Holm(Dr) DEAD AGAIN 〜 9 King Diamond(Vo) Hank Shermann(G) Mike Wead(G) Sharlee D'Angelo(B) Bjarne T. Holm(Dr) |
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MERCYFUL FATEは'80年初頭にデンマークのコペンハーゲンで2人のギタリスト、Hank ShermannとMichael Denner
がやっていたBRATSと言うバンドとKing Diamondがジョイントして母体が出来上がったバンドです。しかし
すぐには活動せず、Hank、King組とMichaelが別プロジッェクトで活動したりしていた様です。そして'81年にデモ・レコーディングの時には再び合流し、イギリスのインディーズ・レーベル、Ebony Records から声がかかったことで、'82年発表のオムニバス・アルバム｢METALLIC STORM｣に｢BLACK FUNERAL｣を 収録。しかしEbonyとの関係はオムニバスのみで終了し、新たにオランダのインディーズ・レーベル、Rave-Onと 契約し、'82年に4曲入りセルフ・タイトルの｢MERCYFUL FATE｣を発表しました。この4曲は2日間でレコーディング されたものだそうです。 '83年には同じくオランダのRoadrunnerと契約し初のフル・アルバム｢MELISSA｣を発表しました。このアルバムは King独特の唱法などオリジナリティが確立されていたこともあり、アメリカでもデビューをしました。 勢いついたバンドは'84年に2nd｢DON'T BREAK THE OATH｣を発表しました。前作の路線を押し進めた このアルバムで更なる勢いが期待されたものの、KingとHankとの間で音楽的意見の衝突が発生してしまい、 結果的に今までの路線にこだわったKingはMichael、Timiと共に自らのバンド｢KING DIAMOND｣を結成し 、HankはよりPOPな路線を目指し新たなバンド｢FATE｣を結成してしまいMERCYFUL FATEの名前は約8年間 の間、封印されてしまうこととなってしまいました。 MERCYFUL FATEの名前が再び聞かれる様になったのは、'90年のデンマーク、コペンハーゲンで 
行われたKING DIAMONDのLIVEの際、Hank Shermann、Michael Denner、Timi Grabberの
元MERCYFUL FATE組が飛び入りで参加した時からで、実際には'92年に正式な再結成が発表されました。
この再結成にはドラムのKim Ruzzは参加せず、KING DIAMONDからSnowy Shawが参加しています。この再結成には'92年にレーベルとのトラブルに巻き込まれたKING DIAMONDの状況と、'87年にKING DIAMONDを 脱退したMichaelがHankとのプロジェクト｢ZOSER MEZ｣の音源を聞いたKingが｢これはまるであの頃の MERCYFUL FATEの様だ！｣と思い、ならば一緒にやるのが自然と思い立ったことも背景にある様です。 '93年には再結成第一弾アルバム｢IN THE SHADOWS｣を発表しました。(フル・アルバムでは3rd)このアルバムの ボーナス曲として収録されている｢Return Of The Vampire...1993｣にはメタリカのラーズ・ウルリッヒが ドラムをプレイしていることも話題になりました。しかしこのアルバム発表時には日本での契約がないため 日本でリリースされるか微妙なところだったそうです。 
再結成後は勢力的な活動を展開し'94年には｢IN THE SHADOWS｣に収録されている｢The Bell Witch｣｢Is That You, Melissa｣を
フィーチュアし、これにアメリカ・ツアーからのLIVE音源4曲を加えたミニ・アルバム｢THE BELL WITCH｣を
発表しました。このミニ・アルバムは元々ラジオ・ステーションに配るプロモーション用シングル
になるはずだった2曲が一般向けシングルになってしまったため、バンド側の要望によりLIVE音源を
加えてミニ・アルバムとなったとのことです。再結成の勢いはそのまま続き、同じ'94年に4thアルバム｢TIME｣を発表しました。 '95年にはKING DIAMONDも復活し、以後Kingは両バンドを並行して活動することなって行きます。 '96年には5thアルバム｢INTO THE UNKNOWN｣を発表しました。同じく'96年にはKING DIAMONDと MERCYFUL FATEとのジョイント・ツアーまでもが実現しました。 
そしてここで、MERCYFUL FATE結成以来ツイン・ギターの一翼、Michael Dennerが脱退してしまい、
コンポーザーの一人を失った状態になってしまいました。'98年には原点復帰を意識した6thアルバム｢DEAD AGAIN｣を発表しました。Michael Dennerが居なくなった 穴はKingとHankがしっかりと埋め、名盤と言われている2nd｢DON'T BREAK THE OATH｣を思い出させる サウンドが出来上がっています。一説にこの原点復帰のサウンドはKING DIAMONDとの違いを明確に するためとも言われています。また、この原点復帰はジャケットで2ndアルバムのデザインを 使っていることからも分かると思います。 '98年にはバンド名を有名にする事件？が発生しました。そうあのMETALLICAが2枚組カヴァー・アルバム ｢GARAGE INC.｣でMERCYFUL FATEのメドレーを取り上げたことです。ラーズが同郷と言うことも ありますが、各メンバーが様々な雑誌でMERCYFUL FATEのコメントしたのは、ある意味、最高の プロモーションとなったと思います。 そんな予想外のプロモーション効果があった翌'99年には7thアルバム｢9｣を発表しました。 この｢9｣と言う数字はアルバム数から来ているとのこと ですが、実際のフル・アルバムは7枚でKingのインタビューから｢THE BEGINNING｣と｢RETURN OF THE VAMPIRE｣の 2枚も含めてカウントした数の様です。 サウンドの方ですが、何と言ってもこのバンドのキーポイントとなるのはKingの高音部の裏声と 中音、低音の地声を使い分ける唱法にあると思います。この唱法のせいで苦手とする人もいると 思いますが、慣れてしまえば味付けみたいなもので平気になると思います。 そしてこのバンドの一番の魅力は楽曲の良さです。コンポーザーとしてのKingとHankの才能は 認めざる得ないもので、個人的にはリフとメロディーの絶妙なバランスが好きです。 KING DIAMONDとMERCYFUL FATE違いはここでは詳しく書きませんが、実際のところ考え様によっては 間抜けな感じもしますが、裏表的な感じで存在する両バンドですので、面白いと思います。 OTHER ALBUMについて！ '87年発表の｢THE BEGINNING｣はデビュー・ミニ・アルバムの4曲にBBC｢Friday Rock Show｣のLIVE音源 3曲とEP収録曲の1曲が収録されたものです。EP収録曲は｢MELISSA｣のCD化の際に追加収録されています。 '92年発表の｢RETURN OF THE VAMPIRE｣はRoadrunnerとの契約解消のために発表された未発表テイク集 です。既発曲のバージョン違いや別タイトルが付けられたデモ音源などが収録されています。 |
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